妊娠中から、マタニティブラや授乳ブラに変えた方がいいのは知っていますか?
妊娠、授乳期を通して目まぐるしいほどに胸の大きさが変わります。
そのため、ブラも変化した胸に合ったものをつけてあげなければ、卒乳後に思ってもみなかったほど胸が垂れてしまう事があるんです。
そうそう!
もう目も当てられないくらいげっそりを経験しました・・・
もっとちゃんと知っていれば・・・という私と同じ後悔を、これからのママ達にしてほしくない!
そこで今回は、変化が大きい妊娠期から授乳期に大切なブラ選びのコツとブラ選びの重要性をご紹介します☆
卒乳後も垂れない胸にするブラ選びの3つのポイント
妊娠すると、出産後の授乳に向けて乳腺が発達し胸が大きくなっていきます。
出産してからはさらにボリュームアップ、産後1ヶ月ともなると母乳の分泌量が増え重くなり、授乳前後でも大きさに差がでます。
もちろん母乳の分泌量にも左右されますが、ホルモンの関係でサイズの変化があるのは確かです。
そんな胸を卒乳後、垂れてしまう事から守るために大切な、ブラを選ぶ時のポイントはコチラ!
- 締め付けがないのに、程よいホールド感のあるもの
- 脇高で肩ひもが太いもの
- 形をきれいに見せてくれるもの
一つずつ見ていきましょう。
1.締め付けがないのに程よいホールド感のあるもの
つわりの時期や、お腹が大きくなっていくにつれてブラ自体が苦しく感じる事があります。
妊娠中のつわりで体調が悪い時や、苦しく感じる時に無理する必要はないと思いますが、出産後の授乳期に入ってからはますます大きくなる胸が揺れたり、重さが出てきても支えがないと下へ下へと下がります。
また妊娠前に着けているようなワイヤー入りのものは下垂は防いでくれるものの、固く乳腺の発達を妨げてしまうかもしれません。
なので、アンダーでギュッと締め付けたりワイヤーでガチっとしたものよりも、胸全体をしっかり包み込むような作りのものや、脇への横流れを予防してくれる作りのものがオススメです。
2.脇高で肩ひもが太いもの
授乳期の胸はとにかく重くなります。
その重さで肩ひもが食い込みやすくなったり、肩こりにもなりやすくなります。
なので肩ひもが太めで食い込みを防いでしっかり上から吊れるようなものがいいでしょう。
また、全体的に外にも広がりやすくなるので、アンダー部分は太く脇高設計のもので横流れを防ぎ、バストトップが外向きになるのを予防しましょう。
3.形をきれいに見せてくれるもの
いくら苦しくなくてもラクに着けられるブラでも、バストトップの位置が低いままなんてナンセンスですよね。
どうせならバストトップの位置も高く、丸くきれいな形をキープしてくれるものを選びたいですね。
私が愛用してるオススメ授乳ブラ
第一子、第二子で授乳ブラに無頓着だった私ですが、第三子妊娠中に出会った授乳ブラが【ラディアンヌ リフトアップマタニティブラ】です。
気に入っている点はコチラ!
- 3段ホックのしっかりアンダーなのに苦しくない
- サイドからクロスで支えるフロントホック
- 幅広の肩ひもで食い込み、ズレがない
- 授乳がしやすい
特に②のサイドからクロスで支えてフロントホックが今まで見た事無くて、ビックリしました。
ノンワイヤーなのにこのフロントホックがあるおかげで横流れ・下垂をしっかり支え、グッと寄せてくれるので、横乳・下乳部分がスッキリします。
これだけ安定感があるのにノンワイヤーなので締め付け感はなく、着け心地も柔らかいので授乳も楽チンです。
授乳期にフィットしていないブラで胸が垂れてしまう理由とは?
妊娠、出産、授乳する頃には、胸のサイズが2カップほど大きくなる事があります。
そして離乳食が始まり、授乳の回数が減り母乳の量も減ってくるころ、胸は元に戻り始めます。
出産から離乳食が始まるまでの期間は約半年。この短期間に一気に大きくなったり小さくなったりのサイズ変化があるんですね。
胸が垂れてしまうのは何故?
胸にはクーパー靱帯というものがあり、乳頭〜大胸筋〜皮膚が繋がったコラーゲン組織です。
このクーパー靱帯は伸び縮みするものではなく、一定の長さを保って維持されているそうです。
そのおかげで、丸く上向きな胸の形が保たれているんですね。
しかし、このクーパー靱帯が伸びたり切れてしまう原因がコチラです。
- 加齢
- 急激なサイズ変化
- 重力
- 運動による刺激、揺れ
加齢
加齢とともにお腹や二の腕、お尻などがたるむのと同じように、コラーゲン組織であるクーパー靭帯も伸びてしまうのは仕方のない事だそうです。
大胸筋とも繋がっているので、そこを鍛える事で多少なり胸が垂れるのは予防出来ますが、クーパー靭帯自体を鍛えることは出来ません。
急激なサイズ変化
例えば妊娠出産を経て授乳期。赤ちゃんに母乳を飲ませるために発達する乳腺は、離乳食期を経て卒乳をすると小さくなります。
また太ってしまったからダイエットしよう!と短期間で痩せると胸まで小さくなってしまうことがあります。
一度急激に伸びたクーパー靭帯は戻ることはないので、胸が小さくなるとそのまま下に下がります。
重力
大きく重くなった胸を下から支えなければ、力は下へ下へとかかり、自然と胸は垂れていきます。
運動による刺激、揺れ
運動による揺れは、もしかしたら1番クーパー靭帯を損傷してしまうかもしれません。
伸びるだけでなく切れてしまえば宙ぶらりん。
激しい運動をする時は特に、胸の揺れが少なくなるようなブラをつける必要があります。
授乳期のブラの重要性
上記したように、授乳期の急激なサイズ変化や重さが、クーパー靭帯損傷の大きな要因であり、小さくなった胸が垂れてしまう原因になります。
このクーパー靭帯の損傷を少しでも軽減する為に、授乳期のブラにも気を使う必要があるんですね。
産後・卒乳後に後悔しないために!垂れるか垂れないかはブラ次第
私は第一子の時にこの知識がなかったので、胸が大きくなってもまったくブラに気を使いませんでした。
カップ付きキャミソールで終日過ごし、支えてくれるものが何もない胸は自由奔放に揺れまくりました。(笑)
その結果、卒乳する頃には妊娠前の上向きの胸は見る影もなくなり、バストトップの位置は下がりデコルテがげそげそになってしまったのです。
最近では授乳ブラでも、ワイヤー無しなのにまん丸な胸が維持できるものや、下やサイドからしっかり寄せてくれるブラもたくさんあります。
もちろん授乳のしやすさは担保されて。
授乳期は楽なものが1番と考えがちですが、授乳が終わった後のほうが人生長いです。
美乳でいられるほうがよくないですか?
それではまた!