赤ちゃんが生まれると、お世話に追われて忙殺されてしまいますよね。
特に1人目の子どもだと全てが初めてで勝手もわからないし、気が抜けずに常に緊張状態。
やらなきゃいけない事は山ほどあるのに・・・あれ、なんか私…変?
3人子どもを産んだ私も、程度の違いはあれど3回ともあっててんてこ舞いだったよ…
今までできていたことが出来なくなってる?物忘れもひどくなってる??
それってもしかして、マミーブレインかも?!
そこで今回はマミーブレインの症状と、私がマミーブレインになった時の対処法をご紹介します。
今現在妊娠中のプレママさん、産後間もないママさん注目です!
産後のマミーブレインって何?症状は?
「マミーブレイン」とは、産後に起こる著しい記憶力の低下や、注意力の散漫などが見られる症状です。
妊娠中に女性の脳は約5%前後の萎縮が見られ、この脳の萎縮がマミーブレインの原因の一つと言われています。
脳の萎縮に加え、慣れない育児疲れやストレス、夜間授乳や夜泣きによる寝不足でさらに、脳が働きにくくなってしまいます。
しかしこの症状も、一般的には産後半年から1年ほどで元通りになるようです。
またこのマミーブレインから回復するとパワーアップし、産前以上のマルチタスクをこなせるようになるとか。
親になると確かにやる事は増えるし、いろんな事を同時進行しなければならないですよね。
子どものこと・家のこと・ワーママさんなら仕事と…てんやわんやだよね;;
それができるようになるのは、症状の大小はあるにせよマミーブレインを経てできるようになるのではないでしょうか。
産後に見られるマミーブレインの症状とは?
産後1週間くらいから感じ始めた異変。
いろんなことが頭に入ってこない!?
一言でマミーブレインと言っても、人によって症状は様々。
- 文字が書けなくなる
- もらった資料や本が読めなくなる
- 何かをしようとしてたのに忘れる、思い出せない
- 何をすべきか分からなくなる
- 注意力が散漫になる
- 記憶力の低下
- 物をなくす
私もいくつか当てはまることがありました。
字が書けない・読めないが特にひどく、産後役所に提出するものは全て夫任せ…
中でも記憶力の低下は全てにおいて重要で、健診や予防接種の日程、その時に聞きたいことなど覚えていることが出来なかったので、とにかくメモメモ。
書いたメモを貼るホワイトボードはすぐにいっぱいに…。
私が困ったマミーブレインの症状とその対処法
私自身もマミーブレインの症状に悩まされた1人ですが、特にひどかった事とその対処法をご紹介します。
- 字が書けない
- 字が読めない
- 物事を覚えられない、忘れてしまう
- 人の話していることがわからない
1)字が書けない→見本をおく、誰かに書いてもらう、住所スタンプを作る
いつも書いていた文字が書けなくなりました。
ビックリしたのが自分の名前、夫の名前、自宅の住所が書けなくなっていた事です。
こんなの間違えるはずないのに。
書けなくなっていることに気づいたのは、出産後退院する時に病院に提出する書類を書こうとした時でした。
書けないと言うか思い出せず、書いてみても「これであっているのか?」と言う感じ。
対処法
名前・住所に関しては大きくわかりやすく書いて貼り出しておく。
その他提出が必要な書類などは夫に書いてもらう。
また住所スタンプを作っておくのもアリ。
引っ越しをしない限り使うことができるし、0歳代だけでも相当数の予防接種があるので都度の問診票への記入も時短・楽になりますよ。
保育園・幼稚園の申し込み時や、書類提出の時に使えます。
ただし、住所スタンプは自治体によってはNGのところもあるようです。
2)字が読めない→代読してもらう
出産し退院するときにもらった資料が、家に帰って読もうとした時初めて経験した「目が滑る」感覚。
文字は追っているのに全く頭に入ってこない。同じところを何度も読んでいて「あれ、変だな?」と思うように。
対処法
夫や手伝いに来てくれた義母に読んでもらい話してもらうようにしました。
初めてなった時は「何言ってるの?」と言われ、自分の身に何が起こっているのかがわかりませんでした。
でもそれが事実としてあり、どうしようもないことだったので割り切って頼むしかありませんでした!笑
3)物事を思い出せない、忘れてしまう→メモ、アプリのリマインダー、誰かに伝えておく
提出する書類、予防接種の日程、買い物で買う物・・・。
とにかくやったこと、やるべきことを忘れてしまうことが多くなりました。
厄介だったのが日常生活の中でのこと。
朝レンチンしたものを夜まで忘れてる、洗濯機回して干し忘れる、洗濯物を取り込み忘れる…。
対処法
提出物の日程の確認はアプリカレンダーでリマインド機能で思い出すようにしていました。
日常のことは電子レンジや洗濯機にはマグネットで「やった」ことがわかるマークをつけるなど、
そしてなるべく溜めずにその場でやることを心がけていました。
4)人の話していることがわからない→自分以外に聞いてもらう、決断事をしない
これが一番困ったことかもしれません。
夫や手伝いに来てくれた義母の話している言葉が、「言葉」としてうまく理解できず、「ただの音」に聞こえてしまいました。
第一子の新生児訪問の時に保健師さんが来てくれた時も、「はい!」と言いつつ、「何言ってるんだろう?」と不思議な顔してしまうことも。
その時は自分に何が起きているのかわかりませんでした。
マミーブレインを知るまでは「おかしくなってしまった」と思い、初めての育児に自信が持てすに辛かったです。
私、なんか変かも…?と家族に話せたことは大きな出来事だったかもしれません。
対処法
自分1人で大事な話が聞かない、決断ごとをしないというのを心かけました。
大事な話を聞かないとなると、周りの家族に休みをとってもらったり、電話をしてもらったりと協力は必須でしたが理解してもらう必要があったので頼みました。
特に外部(役所や保育園探し)とのやりとりが必要なのは育児が始まってすぐのタイミングが多いです。
なので、その時期に一緒にいてもらえるのは、マミーブレイン以外の面でも心強かったです。
まとめ:マミーブレインは症状と対処法を知って乗り切ろう!
【マミーブレイン】という言葉を私が知ったのは第一子を出産してから汗年ほど経ってからでした。
マミーブレインという言葉を知り、自分もそうなのでは?と思ってからは「できないのも仕方ないと割り切ることができ、人に頼ること、理解してもらうことで乗り切れたと思います。
マミーブレインは必ずなる訳でもないし、程度の差は個人差があります。
慣れない育児、連日の寝不足の思考の低下には拍車をかけます。
無理しない、ママも眠れる時に眠るように、と言われてもなかなかできないのが赤ちゃん期の育児。
でも、
- できなくても仕方ない
- こんな症状が出ることがある
と自分や周りが知っていることが重要だったりします。
赤ちゃんが生まれたら、生活そのものも自分自身も変わる。
だから「今までと同じ」である必要はないのです!
そう思えば、少し気持ちが楽になるかもしれません。
医療機関や、行政のサービス、パートナーや協力者とうまく繋がりを持てるといいですね。